東京暮らしで一番恋しいもの。それは直売所。

直売所が好きだ。

色とりどりの野菜がどーんと所狭しに並んでいるだけで、なんだかテンションが上がる。

子どもの頃から、母と行く直売所が好きだった。

地元の野菜、乳製品、お菓子、お惣菜。
たまにメダカが売っていたりして、子どもながらに見ているだけで楽しかった。

トマトは赤だけじゃない。
緑や紫色のものもある。

大根は白だけじゃない。

ロマネスコみたいな「こんな野菜あるんだ!」という出会いも、直売所ならではだった。

スーパーや八百屋ではあまり見かけないような、ちょっと個性的な野菜に出会えるのも楽しみのひとつだった。

先日、いただいたとうもろこしの皮をむきながら、そんなことを思い出していた。

「バブにも、あんな体験をさせてあげたいな。」

旬の野菜を見て季節を感じること。

「今日は何があるかな?」と、入り口の切り花を眺めながらワクワクして入店すること。

野菜だけじゃない。

地元の牧場の牛乳やヨーグルト、パン屋さんの焼きたてパン、お菓子やジャム。

その土地で作られたものが一つの場所に集まっていて、地域の暮らしそのものを見て歩くような感覚が好きだった。

大人になった今は、「地元にお金が落ちる」というのも直売所の魅力だと感じる。

作った人の顔が少し近く感じられて、「また買おう」と思える。

東京は本当に便利だ。

でも、生活圏内に気軽に行ける直売所がないことだけは、今でも少し寂しい。

車で10分走れば旬の野菜に出会える。

そんな暮らしに、今もちょっと憧れている。

田舎育ち、東京在住。

今日も「近くに直売所があったらいいのになぁ」と思いながら、とうもろこしご飯を炊いている。

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この記事を書いた人

行動しながら考えるタイプ。
オーストリアが好きで、いつか移住したいと夢見ながら、日本で会社員をしています。
子どもとペットの政宗の日常や、旅の記録、好きなもの(食・本・インテリア)を、少しずつ言葉にしています。
ブログ内に登場する猫のイラストは、愛猫ブリティッシュショートヘア政宗の“皮を借りた”ねこかまちゃん。ゆるくツッコミを入れたりする、私の分身です。

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