大好きなマリメッコのファブリックデザイナー、マイヤ・イソラのドキュメンタリーが公開されたので見てきましたよー!
マイヤ・イソラ
マイヤ・イソラといえば、マリメッコの代名詞と言っても過言ではないあのウニッコのデザイナーです。
我が家にもファブリックパネルを飾っています。
そして映画を見て気が付いたのですが、もう一個我が家にマイヤのデザインのポスターがありました。
それがKaksoset。うちにはポスターがあります。
ヒューマントラストシネマ有楽町ではマイヤについての記事や作品が掲示されていて、映画と合わせて楽しめました。
映画を見にきていた方々もみんなマリメッコを身に纏っていて素敵でした。ウニッコ率が高くて、ウニッコのバッグやワンピース、帽子をさらりと身につけている人が多くて素敵でした。
実はウニッコのキャップを持っているのですが、あまり使用していないので今年はガンガン使いたいなぁ。
凄絶なマイヤの人生
実はマイヤのことは映画の情報を知るまで、全く知りませんでした…。なので前情報なく映画を見に行ったのですが、マリメッコ創業者のアルミ・ラティアに引けを取らない凄絶な人生でした…。
マリメッコ創業者のアルミ・ラティアに関しては、映画「ファブリックの女王」はAmazon primeで見たことがあります。
アルミも、何度も破産の危機に陥ったり、夫や家族と軋轢が生じたり、次から次へと窮地に陥っていて、「なんて凄絶なんだ…」と思いながら見ましたが、マイヤ・イソラの人生もかなり凄絶。
19歳で出産、3度の結婚と離婚、人生を旅に費やしたイソラ。
彼女の作品から想像していたマイヤ自身の印象とは全く異なる激動の人生で、空いた口が塞がらなかったです。彼女の怒涛の人生を、旅先からの手紙や日記、娘の証言から自分語りで語られます。
彼女の人生にリンクして、生み出されていく作品の背景を知ることができて興味深かったです。
大画面のスクリーンでイソラのデザインを見ると、圧倒されますね。
豊たな色彩やモチーフの裏側があんなことになっていたなんて…。とちょっとほろりとしたり。
個人的に1番驚いたのは、人生のほとんどをパリで過ごしていた点ですね。映画の中でもフィンランドでの暮らしの様子はほとんど出てこなかったのが驚きでした。
パリにいる間はムーミンの作者、トーベヤンソンとも会っていたという話がでてきて、個人的に1番興味深いエピソードでした。
あとパンフレットがすっごく可愛くて!パンフレットというよりも図案集という感じで、マイヤのデザインが盛りだくさんでした。
久しぶりに好きなデザインに没頭できて幸せな時間だったなぁ。