「猫奥」にハマった
元々マンガ好きな私ですが、猫を飼ってから猫が出てくるマンガにすっかりハマってしまいました。
最近多い猫漫画ですが、今繰返し読んでいる漫画があります。
山村東先生の「猫奥」。
Twitterで見かけてからずっと気になっていて、1巻をダウンロードしたら面白くてその日のうちに全巻購入してしまいました。
全巻といっても今は4巻までなので、さくっと一晩で読めました。
「ここは女の嫉妬うずまかない大奥!」と本の紹介にある通り、
ほのぼの読める江戸時代猫マンガです。
江戸時代の大奥に仕える女性たちは未婚という決まりがあり、
子どもの代わりに猫を飼う方が多かったそうで、猫に愛情を注ぎまくる女性たちの物語。
猫飼いからすると「わかる!」のオンパレード。
主人公の滝岡さんは訳あって猫を飼っていないのですが、読みながら「早くお迎えできるといいね…!」と思わずいられません。
そして山村先生の描かれる猫様の絵が可愛いこと可愛いこと…!
先生ご自身も愛猫家だそうですが、本当によく猫様を観察されているなー!と感心します。
マンガに出てくる猫さまのポーズや仕草が本当に愛らしくて、「あーうちの政宗さんもこのポーズする!」と読みながら共感しては猫ちゃんの可愛さに大興奮しています。
実在の人物がモデルになっていて楽しい!
この猫奥、実在の人物たちがモデルになっていますが、歴史がわからなくても楽しく読めます。
大奥の生活風習が知れたり、江戸時代の猫飼い事情などが知れて面白いです。
日本人って本当に昔から猫大好きですね…!
猫好き浮世絵師で知られている国芳なんかも登場します。
猫の浮世絵いいですよね…。
以前、江戸東京博物館で「猫のお風呂屋さん」という浮世絵を見てから、浮世絵が気になっています。
元々学生時代の美術関連の講義でレポートを何本も書くくらい浮世絵にハマっていたのですが、気づけばパッタリと触れる機会がなくなっていました。
https://sasakama.me/picturediary-20220119/
動物の浮世絵だけでなく、風景なんかは現代と比較して見られるので楽しいんですよね。
ちなみに浮世絵師は国芳のほか、小林清親が好きです。
清親さんも猫の浮世絵を残しているのですが、それがもう可愛くて…!
ポスターを買うか悩んでいます。
江戸時代の猫のお名前
話を本題にもどすのですが、個人的にこの漫画でふむふむと思っているのは江戸時代の猫のお名前です。
表紙に描かれているのは「吉野ちゃん」
そのほかの子たちも「こはるちゃん」「千代丸ちゃん」など古風なお名前が可愛すぎるのです…!
私の推しは黒猫の千代丸ちゃん。
もうなんというか名前の最後に丸がつくだけてぐっと可愛さが増しますね…。
うちの政宗さんもだいぶ古風ですが、お政とかにしたらもっと可愛かったか?などと考えてしまいます。
(実は来たばかりのころは、伊達政宗公の幼少期を真似て梵天丸と呼んでいたのですが、全く反応しないのでやめました。)