子どもと出かけるとき、親は様々な想定をする。
暑くないか。
寒くないか。
お腹が空かないか。
眠くなって機嫌が悪くならないか。
バブ(第一子)が赤ちゃんの頃。
それはそれは大荷物だった。
オムツ、着替え、タオル、離乳食。
おやつにおもちゃ、ブランケット。
お出かけのたびにリュックがパンパンだった。
母になって約2年。
子どもとのお出かけにも慣れたもので、イレギュラーがあっても臨機応変に対応できることも増えてきた。
バブと2人だけのお出かけなら、もうリュックは必要なくなってきた。
しかし、2歳児との外出において、私がまだ十分に理解していなかったことがある。
2歳児が水遊びが好きすぎるということだ。
2歳と水辺

今日は海に行くつもりなんてなかった。
ただドライブをしていたら、近くに海があったのでなんとなくノリで寄ってみた。
私はワンピースを着ていたし、靴はスニーカーだった。
「海気持ちいい〜」なんて呑気にバブの手を引いて歩きはじめた10分後。
ワンピースの裾をたくし上げ、靴を脱ぎ、浜辺で子どもを追いかけていた。
初めは砂浜を歩いていた。
海を見てはしゃぐバブが、もっと近寄りたいと私の手を引っ張る。
足くらいなら海につけてもいいかと思い、靴と靴下を脱がせた。
波打ち際でパシャパシャくらいを想定していたから、私は靴を脱がなかった。
これが甘かった。
足を水につけると、大はしゃぎでジャンプするバブ。
水はねるな…と思いながらも、バブの笑顔はたまらない。
10分くらい遊んだらやめさせようと思っていたら、バブはどんどん海に向かって進んでいく。
しかも私の手を掴んで。
手を離さなくて偉いなーと思いつつ、スニーカー(しかも白)とワンピースの裾は濡れそうで私は大慌て。
一回靴を脱がせて!とお願いして、なんとか靴を脱ぐ。
私、今日は海に入る予定なんてなかったのに…と思いつつバブに付き合う。
波打ち際で遊んでると、結構高めの波が来た。
バブの腰まで水に濡れた。
まぁこれは想定内。
……いや、想定していたのは足だけだった気もする。
濡れたのが面白かったのか、はしゃぐバブ。

可愛かったので写真におさめていた。
そしてシャッターを切った瞬間、バブが転んだ。

しかも顔から。
なんというベストショット。
と思いつつ、慌ててバブに駆け寄る。
濡れた砂の上だったから痛みはなかったらしい。
私はバブの顔を見て吹き出してしまった。
顔中砂だらけ。
黒い砂がまるでカールおじさんのように口元についていた。
全身海水と砂まみれのバブ。
私はこれどうしよう…と途方に暮れていた。
でも、バブは楽しそうにしていた。
ブログを書くのに写真を見返すと、大変だった記憶が薄れるから不思議だ。
むしろ、楽しそうだったなぁと海いれてあげて良かったと思う。
半日前はあんなに大変な思いをしていたのに。
避けて通らせてくれない水辺

赤ちゃんの頃は、こちらが抱っこしていれば水辺に突進していくこともなかった。
しかし、歩けるようになると話は別である。
水辺は、いろんな意味で危険だ。
もちろん安全面についてもだけど、
寒かろうが、着替えがなかろうが、そもそも遊泳できる場所ではないのに水に入ろうとする。
そして日常生活において、敵(水辺)は至る所に潜んでいる。
公園の水道。
噴水。
じゃぶじゃぶ池。
水たまり。
海。
子どもって不思議なくらい水遊びができそうな場所に敏感だ。
いかに水辺を避けて目的地に行くか、これは子育てにおける最重要事項だ。
子育てとは水辺との戦いである
個人的にショッピング施設の噴水や水遊びスポットはなくして欲しいと思っている。
毎回避けて通るか、モールに入るまでに一悶着しなければいけないからである。
子どもがこんなに水が好きだなんて、子育てをするまで知らなかった。
子育てとは水辺との戦いである。

ただし、敵はいつだってかわいい。










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