3度目のウィーンで初めてのシェーンブルン動物園

ウィーンにあるシェーンブルン動物園に行った。
正直、そこまで期待していなかった。
ウィーンパスがあったので、宮殿のついでに寄っていこうかな、くらいの気持ちだった。
3度目のウィーンで、初めての動物園。
存在は知っていたけど、園の入口までは、思ったより歩く。
「え、まだ?」と思いながら、公園の中をずっと進む。

途中で温室みたいな建物が見えて、
観光というより“散歩してる人”みたいな気分になる。
こういうの、嫌いじゃない。
シェーンブルン動物園は、世界最古の動物園らしい。
でも雰囲気は古さよりも、ちゃんと整えられた静けさがある。
観光地のテンションというより、
ちゃんと動物の生活を見せてもらっている感じ。
そういえば、以前NHKドキュメンタリーでも取り上げられてたっけ。
餌やりも動物に合わせて、自然界に近い形で提供されるらしい。
園の中心には黄色い建物があるのがカイザーパビリオン。
昔は王族が動物を見ながら食事をしていたらしい。
今はレストランになっていて、普通に入れる。
風が抜けていて、ここだけ時間がゆっくりしている。
「近所にあったら通うのに」と思う場所だった。
動物たちの距離感がちょうどいい

この動物園、全体的に見せ方がうまい。
動物が無理に見せ物っぽくない。
ちゃんとそれぞれのペースで過ごしている感じがする。

パンダはかなり近くで見られる。
ガラス越しに、普通に寝ている。
なんて無防備なんだ。

日本の上野動物園の混雑を思い出すと、ちょっと不思議な気持ちになる。

人生で初めてコアラも見た。
想像以上に、ちゃんと「ぬいぐるみっぽい」。
もぐもぐユーカリを食べている姿を、しばらく見てしまった。

熱帯雨林エリアは、少しだけ現実感がゆがむ。
湿度が高くて、入った瞬間に「ここだけ別世界」になる。

コウモリとの距離が近くて一瞬びっくりした。
けど、鳥たちが綺麗で、ずっと見ていられた。
カイザーパビリオンで食事

せっかくだから、ハプスブルク家気分に浸りたい。
ということで、カイザーパビリオンのテラス席で食事をいただく。

注文したのはシュニッツェル。
安定に美味しい。

園内を見渡せるテラス席もいいけど、
室内はこんな感じでゴージャスな天井画も楽しめる。
ひとりで動物園に行く、という体験

ひとり旅で動物園って、どうなんだろうと思っていたけど
実際はかなり良かった。
誰かと「かわいいね」と言わなくてもいいし、
立ち止まるタイミングも全部自分で決められる。
ただ静かに見て、歩いて、疲れる。
たまに園内で売られているアイスを食べる。
それだけで、満足感がある。

そういえばシェーンブルン動物園のお土産売り場はこじんまりとしていた。
とくに目ぼしいものがなかったから、何も買わなかったけど、スマホの写真フォルダにでてきたホワイトタイガーの写真。
なんだか今更すごく欲しくなっている。
おわりに

シェーンブルン動物園は、派手ではないけど印象に残る場所だった。
観光名所というより、
“静かに時間を過ごす場所”に近い。
またウィーンに行ったら、たぶんここには寄ると思う。
シェーンブルン動物園の基本情報
アクセス
シェーンブルン動物園は、ウィーン中心部から地下鉄U4線で「Hietzing(ヒーツィング)」駅下車すぐ。
駅から宮殿方面へ歩き、シェーンブルン庭園内を抜けて向かうルートが一般的らしい。
シェーンブルン宮殿観光とセットで訪れる場合は「Neptunentor(ネプチューン門)」からのアクセスが便利。
所要時間
園内はかなり広く、ゆっくり見て回ると約2〜4時間くらい。
展示エリアやカフェで休憩するなら半日コースでも十分楽しめる。
チケット・混雑状況
平日は比較的空いており、チケットも並ばず購入できる。
観光シーズンは午前中の訪問が良いかもしれない。
見どころ
- パンダ展示(距離が近い・混雑少なめ)
- コアラ(日本では珍しい展示)
- 熱帯雨林館(高湿度の没入型展示)
- カイザーパビリオン(歴史的建築+カフェ利用可)
ひとり旅でも楽しめる?
園内は静かで落ち着いた雰囲気のため、ひとり旅でも十分楽しめる。
自分のペースで歩きながら動物を観察できるので、散歩気分でどうぞ。








コメント