バブから風邪をもらって、咳が止まらなかった夜。
夜中に咳き込みすぎて、翌朝の声がガラガラだった。
朝リビングに行くと、擦り寄ってくる政宗。
膝に乗って、一通り撫でた後に
「政宗さん、今日もかわいいね」と声をかける。
政宗は一瞬固まって、ふと顔を上げる。
目をまんまるにして、二度見。
「いつもの飼い主の声じゃない。」とでも言いたげだ。
「……飼い主、だよね?」
と確認するように、口元へ鼻を近づけてきた。
念入りに匂いを嗅いで、
いつもの飼い主だと確信を持てたのか、
くるっと振り返ってお尻をぴったりと、私の膝につけて座った。
なんだか、意外と五感を使って飼い主を認識してるんだなぁと、新しい発見だった。
ちなみにその日の昼寝中、あまりに咳き込んで起きたら
政宗が同じように口元に顔を近づけていた。
どうやら心配してくれていたらしい。












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