今日、とんでもなくかわいいことがあった。
バブが私の人差し指をぎゅっと掴んで、よちよちと歩き出した。
ついていくと、そこにはさっきまで1人で眺めていた本。
バブはその本を開いて、私の手を使って絵を指差したのだ。
まだ自分の指で「これ!」はできない。
でも「ママに見てほしい」「一緒に共有したい」という気持ちは、確かに伝わってきた。
今日は私の手を使って、上手に指差しができた。
自分の思いを伝えようとする小さな工夫に、胸がいっぱいになる。
最近は少しずつ、自分でも指差しができるようになってきた。
ニコニコしながら図鑑を持ってきて、指差しをする。
それでもやっぱり人差し指がうまく立たなくて、私の指を掴んで代わりに使う姿は、堪らなく愛おしい。
I あと何回、私の人差し指を使ってくれるのだろう。