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【イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき】に行ってきました!

大大大好きなiittalaの展示会に行ってきましたプロダクトデザインのインスピレーション源や、プロダクトの作り方を知ることができて、とても楽しかったです。
iittala好きにはたまらない空間でした…!展示すべてがきらめいていた…!

https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/22_iittala/

今回はアプリの音声ガイドも購入してがっつり楽しんできましたよ!

アプリだと手持ちのイヤホンで聴けるし、会期中は何度でも聴けるので「あれなんて言ってたっけ…」というものも家に帰って聞き直せます。

会場でガイド機を借りるより割高ですが、じっくり聞きたいオタク気質のワタシにぴったり!
ということで、ガイドを聞きながらこのブログを綴っています。

iittala好きにはたまらない空間でした

まずはじめは、iittalaのブランド創業時から世界的に有名になるまでの歴史を学べます。創業時に作っていた製品は今のiittalaのイメージとは全く異なりました。

そこからiittalaを世界的ブランドに押し上げた数々のデザイナーについての展示があります。歴代デザイナーの紹介に合わせて、それぞれが手がけた名作プロダクトの一挙展示。複数名のマエストロが誕生しているのが企業として強いなぁ〜とか感じたり。

あと、デザインが産まれた背景やインスピレーション源となったフィンランドの自然写真を一緒に見ることができます。これがまた楽しくて楽しくて!

ウルティマ ツーレのデザイン源となった氷河の写真も「フィンランドにしかない風景なんだろうな〜」と感じながら鑑賞してきました。フィンランドの自然、素敵でした。

ウルティマ ツーレは氷の凸凹したカンジとか、氷が溶けている部分をデザインに取り入れているそうです。まさに自然のデザイン。

機能美を追求したデザインたち

カイ・フランクが手がけたiittalaの食器たちは第二次世界大戦後に、住居が増えた一方、家庭のスペースが小さくなった戦後フィンランドの状況に合わせてスタッキングできるようなデザインになったそう。

「少ないもので豊かに」という考え方は今も通じるものがありますね。特に日本は住宅が狭いから、こういう考え方とは相性が良いよね。

戦後すぐのデザインとは思えないほど洗練されていて、今見てもオシャレ。また戦後の物資不足でも、生活に彩りをということでカラフルなカラー展開になったそうです。なるほどねぇ…。

iittalaのブランド名の由来知ってた?

ワタシは知りませんでした…。iittalaは村の名前だそうです。他にもiittala村の自治体の名前がプロダクトに使われていたり、故郷に対するリスペクトがあって素敵ですね。

ちなみにiittalaのiは膨らんでいるガラスと拭き竿だそうです。これも知らなかった!

このアイコンが大好きで、ワタシはiittalaのロゴシールは剥がれるまで取らない派です。自然に剥がれたら諦めるけど、「あぁ〜剥がれちゃった〜!」ってちょっと残念に感じる。

アアルトベースの作り方が映像で見られる!

アルヴァ・アアルトコレクション ベース 120mm クリア 1937をお迎えしました。

アアルトベースは一つ一つ手作りのため、厚さや気泡の入り方がそれぞれ異なります。アアルトベースの型は2種類あって、木型とスチール型。展示会場ではそれぞれの型で作られたアアルトベースが並べて展示してあり、風合いや質感を比較できます。ワタシは木型で作られたものが好みでした。

また、 型も用いたアアルトベースの作り方は、展覧会の中で映像で確認できます。どう作られているかよく理解していなかったので、映像があるのは嬉しい!

アアルトベースって繋ぎ目がないけど、どうやって型取りをしてるのだろう…と疑問に思っていたので、答えを知れてよかったです。

今はスチール型メインで製造しているそうですが、木型で生産したものが限定復刻する年もあるそう!次に木型のアアルトベースが出たら、絶対にお迎えしたい…!

バードを作っている映像もありました。実はバードはあまり興味がなかったのですが、作っているところを見ていると「いいな…」となりますね…。

iittalaのバード

最後の展示はiittalaのバードたちがずらり。かわいい!!

Bunkamuraの入口の展示もお見逃しなく

カステヘルミのタワー

Bunkamuraの入口には、カステヘルミのタワーが展示されています。本物のキャンドルを入れたらもっと綺麗なんだろうなぁ。カステヘルミのキャンドルホルダー、欲しいなぁ。

アアルト ベース「クリア1937」のエルベ・シャトランによるスペシャルディスプレイ

アアルトベースも飾ってありました。エルベ・シャトランによるスペシャルディスプレイだそうです。めちゃめちゃ素敵…!!

展覧会限定アイテムのアアルトベース「クリア1937」をお迎え!

展覧会といえば、ミュージアムショップも楽しみの一つですが、展覧会限定アイテムのアアルト・ベース「クリア1937」を購入してしまいました…!
\展覧会限定アイテム/ アアルト・ベース「クリア1937」が登場!

1937年に発売された、当時の特別なカラーは流氷のような透き通った青にも見えたり、淡い緑にも見えて素敵です。

水を入れたときの青みがすごく綺麗で、つい眺めてしまいます…。

ちなみにワタシがお迎えしたのは、120mm。
うちにある先代アアルトベースが90mmなので、ひとまわり大きい方にしました。

先代アアルトベースは、日本限定のサーモンピンクのアアルトベース

クリア1937のアアルトベースは展示会で発売されることを知ってから、夢にも出てくるくらい、ずっと買うか悩んでいました。笑

実際に展示をじっくり見て、実物をみたら気づいたらレジに行っていましたね…。これがiittalaの魔力…。

飾ってあったスペシャルディスプレイと同じ植物を飾りたいなぁと思ったけど、政宗さんがいるので猫でも安全なガーベラとバラを生けました。

スペシャルディスプレイに飾ったあった、てまり草がポムポムしていて可愛かったのですが、ナデシコ科のお花だそうで、猫には危険なので断念。

政宗さんによる検品

本当はiittalaのタンブラーも購入したかったのですが、ほぼ売り切れでした。あの展示を見たら欲しくなっちゃいますよね…。
表参道のiittalaに買いに行こうかも悩んだけど、歯止めがきかなくなりそうなのでやめました。

Bunkamuraの本屋さんで、フィンランド関係の本を購入

Bunkamuraの本屋さん、ナディッフモダンではイッタラ展に合わせて北欧関連の本がずらりと並んでいました。
ザ・ミュージアム『イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき』ブックフェア【イッタラを代表するフィンランドデザインの系譜―デザイナーたちの創造の源とは?】
9/17(土)~11/10(木)

イッタラ展を見終わった後、触発されて本を3冊購入。本当はあと2冊欲しい本があったのですが、現在の積読状況とお財布事情を鑑みて3冊で我慢…。

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ささかま

オーストリア移住を夢見て、日本に住む会社員。 ペットの政宗、オーストリア、食、本、旅行記、インテリアなど雑多に綴っています。

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