カイザーゼンメルとは?オーストリアの定番パンの特徴や食べ方を紹介

ウィーンで迎える朝。
ホテルやカフェ、どこで朝食を取っても必ず出てくるのがカイザーゼンメル。

焼きたてのカイザーゼンメルにバターやジャムを塗って、メランジェを飲む時間は、観光地巡りとはまた違うオーストリアらしい楽しみのひとつ。

この記事ではそんなカイザーゼンメルについて紹介。

オーストリアといえばカイザーゼンメル。

目次

カイザーゼンメルとは?

  • オーストリア発祥の伝統的な丸パン
  • 表面はパリッ、中はふんわり
  • ホテル朝食やカフェで定番
  • 1個0.2〜1ユーロ程度で気軽に買える
  • バターやハム、チーズとの相性抜群

オーストリアを代表する、家庭的なパン。

オーストリアを代表する伝統的な丸パン

カイザーゼンメル(Kaisersemmel)はオーストリア発祥のパンのこと。
「ゼンメル(Semmel)」=小型パンという意味で、オーストリアでは朝食や軽食で食べることが多い。

街歩き中に、地元民っぽい人がカイザーゼンメルに齧り付きながら歩いている人を見たり、生活に根付いてる感じ。

「皇帝のパン」と呼ばれる理由

ちなみに「Kaiser=皇帝」ということで、訳すと「皇帝のパン」。

これには説が2つあって

  • 見た目が皇帝の王冠を連想させる説
  • ハプスブルク帝国時代から食べられてきた説

ということらしい。

起源はよくわかっていないらしい。

カイザーゼンメルの特徴は?

表面はパリッ、中はふんわり

カイザーゼンメルを一言で言うと、オーストリア式のロールパンといった感じ。
ロールパンほどふわふわではないので、フランスパンに似ているかも。

表面はカリッとしているけれど、中はふわふわ。
たまに噛みごたえのあるタイプもあるけど、それはそれで美味しい。
小麦の香りがたまらない、シンプルだけど飽きない味。

そのまま食べても、なにかを挟んでも美味しい。

王冠のような美しい模様

特徴的な王冠のような模様ですが、これは型を押すタイプと、職人による手作業で折り込む二つの作り方があるらしい。

個人的には、折り込んでいる方が好き。

YouTubeなどでオーストリアのシェフがカイザーゼンメルの作り方を解説している動画を見ると、5秒もかからずに綺麗に折り込むのだけれど、これが結構難しそう。

カイザーゼンメルのおすすめの食べ方

ホテルの朝食ビュッフェでも必ず目にするカイザーゼンメル。
おすすめの食べ方を紹介します。

バターを塗る

シンプルだけど、水平にスライスしてバターを塗って食べるのが美味しい。
焼きたてだと、もう最高。
シンプルに小麦の美味しさを味わえる。

バターの他に、ジャムをつけても良い。
オーストリアでジャムといえば、アプリコットが定番。
バターに甘酸っぱいジャムと、ゼンメルが合う。

ハムやチーズを挟む

定番だけど、ハムやチーズを挟んで食べるのが美味しい。
その際もカイザーゼンメルは半分にスライスして食べるのがオーストリア流。

ホテルの朝食だと、いろんな種類のハムとチーズがあるので、お好みの組み合わせを楽しんで欲しい。

ウィーン旅行でカイザーゼンメルを食べるなら?

スーパーやベーカリーで気軽に買える

カイザーゼンメルはウィーンのベーカリーや食料品店に行けば、だいたい買える。

以下のベーカリー、スーパーチェーンはだいたいどこの駅前にもあるので、手軽に味わいたい場合はおすすめ。

スーパーで買うと、だいたい1ユーロ以内で買えるのも嬉しい。
ベーカリーでも2ユーロいかないくらい。生活に欠かせないパンなのである。

私はよくスーパーで買って、朝ごはんにチーズやハムを挟んで食べていた。

ちなみにオーストリアのスーパーでは、パンは棚から好きに選んで袋に詰めて購入するスタイル。
地元の人がゼンメルを10個くらいまとめて買って行ったり、どんなパンを選ぶのか観察できるのも楽しい。

カフェのモーニングで

オーストリアはカフェの街ということで、どのカフェでも大抵モーニングメニューがある。
ウィーン風の朝食セットを頼めば、だいたいカイザーゼンメルがついてくる。

チーズやジャム、卵と合わせていただこう。
ちなみにウィーンのIKEAでもモーニングで食べられる。

レバーケーゼは朝の市場や街歩きのお供にもおすすめ

カイザーゼンメルを使ったサンドイッチといえば、おすすめはレバーケーゼゼンメル。

これはウィーン名物の一つで、街を歩けばどこでも売られている。

ちなみにレバーケーゼ、お肉のレバーは入っておらず、味はハムみたいな感じ。

硬めのゼンメルに、むっちりとしたレバーケーゼがよく合う。

オーストリア名物「レバーケーゼゼンメル」については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

日本でもカイザーゼンメルは食べられる?

  • ドイツ・オーストリア系のベーカリー
  • オーストリア系イベント
  • 自宅で焼く

ぱっと思いつくのはこんな感じ。

日本では一般的なパン屋さんではあまり見かけないものの、オーストリア系ベーカリーやドイツパン専門店、デパートの催事などで販売されることがある。

普通のパン屋さんで売っているのはあまり見かけたことがないけど、志津屋のカルネが近いかもしれない。
京都に行くと必ず駅で買っちゃうカルネ。本場より柔らかめ。

あと有名なのは「ホーフベッカライ エーデッガー・タックス」。オンラインストアもある。
関東には店舗がないので、私は旅行ついでに買いに行っている。

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まとめ|カイザーゼンメルはオーストリアの日常を感じられるパン

オーストリア旅行というとザッハトルテやシュニッツェルに目が行きがちだけれど、私が恋しくなるのは朝食で何気なく食べていたカイザーゼンメル。

焼きたてを片手にメランジェを飲む時間も、ウィーン旅行の大切な思い出のひとつだ。

オーストリアではどこでも見かけるパンなので、旅行する機会があればぜひ試してほしい。

とくに焼き立ては格別!!!機会があれば一度味わってみて!

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この記事を書いた人

行動しながら考えるタイプ。
オーストリアが好きで、いつか移住したいと夢見ながら、日本で会社員をしています。
子どもとペットの政宗の日常や、旅の記録、好きなもの(食・本・インテリア)を、少しずつ言葉にしています。
ブログ内に登場する猫のイラストは、愛猫ブリティッシュショートヘア政宗の“皮を借りた”ねこかまちゃん。ゆるくツッコミを入れたりする、私の分身です。

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