引越しシーズンが到来し、私と政宗もこの春引越しをしました。
政宗さんにとっては、おそらく猫生3回目の引越し。
といっても、2ヶ月くらいの子猫時代にブリーダーさんの元からペットショップへ、ペットショップから我が家へという感じなのでおそらく彼の記憶にはありません。
引越し前の準備
成猫にもなると警戒心もあるし、ストレスも感じやすくなるだろうな〜と思ってできる限り猫に配慮しました。といっても、色々な方がブログに書いているようなことをしただけ。
- なるべく家具は買い替えない
- 猫用品はすぐ出せる場所に入れておく
- 脱走防止にマイクロチップ・首輪をつける
(政宗さんはマイクロチップを装着済みなので、首輪はなし。マイクロチップの住所は新居に書き換え済み) - トイレ砂は使用していたものをそのまま持っていく
- 引越し当日はゴハンを2時間前までに済ます
- 猫のニオイを新居につけておく
猫のニオイをつけておく、というのは海外のYouTuberの方が実践していたのを真似ました。
布を政宗の顔に擦り付けてニオイを移し、その布を新居の床や壁に擦り付けるだけ。流石に全部屋には無理なので、リビングの床やケージを置く予定の近くの壁に擦りつけました。
個人的には移動のストレスよりも、どのくらいで新居に慣れてくれるのかが1番心配だったので、政宗さんが新居に慣れるまでを綴っていきます。
引越し後の様子
政宗さんと政宗さん用品だけは手で運び、引越し屋さんよりも先に新居に到着しました。トイレは朝まで使ってたものにゴミ袋を被せただけ。
新居到着直後におやつを恐る恐る完食
新居についてすぐ、移動を頑張ったご褒美として大好物のちゅ〜るをあげました。
流石にいきなりキャリーの外に出て来ない政宗さん。
キャリーの中から頭だけを出して食べていました。笑
時々周りを気にしながら、ゆっくりと完食。とりあえず食欲はあってよかった。
30分経ってキャリーから出てきた
引越し屋さんが来るまで時間があったので、キャリーケースの蓋を開けておくと、30分くらいして自らキャリーから出てきて部屋の探索を開始していました。想像よりも出てくるのが早かったです。
政宗のニオイつけの効果があったのかは不明ですが、想像よりは落ち着いてフンフンと床のニオイを嗅いでいました。
でも「ニオイはあるけど何か違う…」みたいな様子で、私の足にぴったりくっついて様子を見渡す政宗さん。
ちょっと探索したら、自らキャリーに戻ってお昼寝。自らキャリーに入る姿なんて初めてみました…。
それにしても、お昼寝する余裕があるのにびっくり。笑
私は片付けをしていたのですが、時折政宗さんの様子を見に近くに行くと、喉をごろごろ鳴らしてくれて飼い主大歓喜。近寄っただけで喉を鳴らしてくれるなんて、子猫の時以来ですよ…。
眠ったらだいぶ慣れたようで、引越しトラックが到着するまでは家中を散策して、高いところによじ登っていました。そこはやめてほしい…。
さて荷物が届いてからは、一番初めにケージを組み立てました。
ケージの中がやはり落ち着くようで、ケージの中でのんびりした後におトイレ。新居について3時間も経っていないのに流石の肝っ玉キャットです。
猫が新居に慣れるまで
引越し当日
無事に引っ越しが完了し、夜になると少し落ち着いた模様。
カリカリを少し残しました。
夜は飼い主の膝や肩に乗ってきたり、足元をうろちょろしたりと自分のニオイがついている飼い主と一緒に移動しているようなカンジでした。笑
甘えたい時以外で膝に乗ってくるなんて滅多にないので、ちょっと嬉しかったり。
基本的に飼い主かケージの周りを離れなかった政宗さんですが、寝る支度を始めると一緒に寝室に来てくれました。
寝室のレイアウトは前の家と変更していないので、寝室に置いてある椅子の上で寝ていたようです。あわよくば一緒のベッドで寝てくれるかなぁと思っていたので残念。
それでも夜中に何度も枕元に来ては、飼い主のそばに来て喉をゴロゴロ鳴らしていました。いつもは夜通し寝ているのに、流石に落ち着かなかったのかな。
引越し2日目
まだそわそわして、どこに行くでもついてきます。おもちゃで遊ぶのも2、3分程度でやめてしまいました。
まだまだテリトリーとは認識しきれていないようで、外の物音にびっくりして窓の近くに寄らなかったり、比較的音の静かな廊下でくつろいだりしていました。
いつもは人のいる空間を好む子ですが、ベッドルームに篭って飼い主の枕の上でくつろいでいました。飼い主の姿が見えなくなると、大声で鳴くことも。
二日目になっても、いつものお気に入りの椅子やブランケットには乗らずに床で寝ているあたり、まだ安全とは思いきれていないようです。
ですがカリカリは完食！かつトイレも問題なくしていて肝っ玉の片鱗を感じます。
腹が減っては戦はできぬって感じなのかな。
引越し3日目
食欲とトイレは問題なし。だいぶ慣れてきて窓から外を観察したり、リラックスした姿勢でくつろぐようになりました。
後追いも少なくなってきたけれど、まだ枕の上で眠ったり、ベッドに潜って隠れるように寝たりすることも。
まだまだ慣れるのに時間がかかるかなぁ…と心配していたのですが、午後には床で無防備に寝ていました。早くない？
引越し4日目
テリトリーの拡大を始めたようで、キッチンに登るようになってしまいました。
新しい家は棚が多いので、棚という棚に登りまくっています。
登ってほしくないけれど、まずは慣れることが優先と思い一旦注意せずにいます。
だいぶリラックスするようになり、窓の外の観察も欠かしません。
そしてようやく椅子の上で眠るようになりました。ただし飼い主がそばにいる時限定。
まだ安全と思い切れないかぁと思いきや、お風呂上がりにリビングに行くとへそ天で眠っていました。
引越し5日目
すっかり家に慣れたようで、窓辺の監視を終えて朝から優雅に毛繕い。
お腹を無防備に晒してどこでも転がるようになりました。
床には寝るわ、イタズラはするわですっかり元通りの政宗です。
お留守番もバッチリできますが、帰宅後の甘えん坊がいつもよりちょこっと長くなった気がします。
無事新居になれた政宗
結論から行くと、2歳のオス猫 政宗さんは5日ほどで新居になれました。感想としては思ったよりすぐに慣れてくれた、といった感じです。
まだ若いということもあって、好奇心半分と緊張半分という感じで最終的に好奇心が勝った感じでしょうか。あとは私が在宅勤務でそばに入れたのも良かったのかもしれません。
余談ですが新居に来てからいい変化が一つあって、政宗の噛み癖が改善されたこと。
部屋が広くなったというのが関係あるのかわかりませんが、今までよりも距離を空けられるようになったので政宗自身もフラストレーションが溜まっても飼い主のそばをすっと離れておもちゃで発散するようになってくれました。嬉しい。
大変なのはキッチンが独立していないので、猫対策が必要なこと。コンロを舐めたり、シンクに入ったりとやんちゃっぷりを発揮しているので対策が必要です…。
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