普段から猫との暮らし最高!と発信している当ブログですが、今回は猫との暮らしの負の一面をご紹介したいと思います。
「飼ってみたら想像と違った!」「ここが大変!」と思ったことを率直に綴っていこうと思います。
猫は自分の気持ちに素直に従う、気ままな生き物です。正直、お世話が大変だと感じる時もあります。
うちの政宗さんも例外なく、自分の心に従い生きる孤高の猫さまです。
正直「なんでうちの猫はこれしてくれないんだー!」とか、逆に「なんでこんなことしでかしてくれるんだー!」と思うことも多々あります。
猫さんをお迎えする前に、猫との暮らしハードバージョンをご一読いただいて、猫さんとのリアルな暮らしの参考になればと思います。
いたずらによって物を破壊される
猫も個体差があるので、あくまでうちの場合ですが、政宗さんはそこそこ破壊神です。
うちは何冊も本をボロボロにされたり、物も落とされて破壊されております…。
特に紙製品はビリビリと音が鳴ること、歯がサクサク刺さるのが楽しいらしく、読みたい本がビリビリなんてことも…。
ティッシュやチラシはうっかりその辺に置いておけません。(散らかされる以上に誤飲も怖い)
グラスや陶器など、壊れやすいものを猫の手の届くところに置いておこうものなら、落として下さいと言っている様なものです…。
お気に入りの陶器の置物を落とされて割られた時はショックでした…
あと爪研ぎの被害。
爪研ぎは本能なので躾けられません。その場では静止できても、見ていないところで必ずやります。
基本的には爪研ぎで爪を研いでくれる賢い政宗さんも、本能に従って爪研ぎ以外の場所でバリバリすることもしばしばあります。
お気に入りの家具や壁で爪研ぎをされたくなければ、何種類か爪とぎを買って猫が気にいる素材を探すしかありませんが、それでもゲリラ爪研ぎをされるリスクはあるのです…。
お金がかかる
年1回のワクチン、避妊去勢手術、毎月のノミマダニ防止薬、そして毎日のゴハン。その他、猫トイレや猫砂、爪とぎなどあげればキリがありません。
夏は追加でエアコン24時間稼働の電気代もかかります…。
また動物の医療費は高額なので、緊急の支出にも備えなければなりません。
うちは一度、私の不注意で誤飲をさせてしまい、大晦日に夜間対応の緊急動物病院に駆け込んだ経験があります。
政宗さんの命には変えられませんが、これはかなり痛い出費でした。
ペットを飼うにはお金が必要ということは、大前提として持つ必要があります。
トイレの匂いは強烈
猫は肉食なので、排泄物のニオイが強烈です。普通のポリ袋だとニオイが突き抜けてしまうので、それが気になるのであれば防臭袋が必須。
これもそこそこお高いのです…。
政宗さんの場合だと、小は1日3回、大は1日2回です。
システムトイレを使用しているので、日々のお世話はウンチを片付けること。週に1回トイレシーツの交換、月に一回猫砂の入れ替えがあります。
トイレが汚いままだと、猫にとってはストレスになるのでなるべく早く片付ける必要があります。排泄物を片付けるだけでなく、トイレ本体も月に一回は丸洗いしましょう。
不衛生な状態は、人間にも猫にも悪影響です。常に綺麗なトイレにしておく必要があります。
私はもうだいぶ慣れましたが、ニオイがキツくて掃除が辛い時もありました。
たまに政宗がウンチを踏んづけてしまって、政宗の足を洗って、部屋の床中を拭いて消毒して…なんて経験もあります。
慣れが解決してくれるかもしれませんが、猫様の命が続く限り、トイレ掃除は必要です。
あと猫様によってだと思いますが、ウンチの前後でハイになって暴れたりします。
余談ですが、一度ハイになった政宗さんが走り回っているときに手を踏まれて、政宗の爪が手にくいこみ、ざっくり切れたことがあります…。
抜け毛や猫砂、こまめな掃除は毎日
猫との暮らしは、抜け毛との暮らし。日々舞い落ちる抜け毛掃除との戦いです。服につくのはもちろん、お風呂上がりの肌にもくっついてきます。あと家具も猫の毛まみれになります。
また洗濯乾燥機やエアコンなどの家電も猫の毛が入り込みやすいため、猫がいる家庭では壊れやすさが増すそうです。
あとは猫砂をそこらじゅうに撒き散らすこともあります。
「なんでこんなところに?」って場所に猫砂が落ちていることも。
それから水を掻き出して遊ばれて、床が水浸しなんてこともあります。
遊びの時間は必須
猫にとって遊び=狩りの時間。狩りは猫の本能かつ、ストレス解消にも重要です。なので毎日遊んであげる必要があります。
うちの政宗さんは2歳のオス猫。若いということもあり、遊びには積極的です。
遊ぶ時間が少ないと足首を噛まれたり、夜中に走り回って暴れます。その勢いや反動でフロアランプを倒されたり、物を落とされることもあります。
政宗さんは1人遊び用のおもちゃでもよく遊んでいますが、「ボール投げて!」と言わんばかりに、飼い主の元へボールを運んで鳴いておねだりすることも。
特に子猫のころは遊びたくて大声で鳴いたり、飼い主の足首を噛んできたりとだいぶヤンチャな子でした。たぶん子猫はみんなこう。
毎日一緒に遊ぶ時間が取れるかも、しっかり考えましょう。
そして猫のおもちゃは消耗品です。お値段はピンキリですが、気に入ってもらえるかどうかはガチャです…。
必要なお世話でも嫌がられることがある
毎日の歯磨き、ブラッシング、たまに爪切り、シャンプーなどのお世話。嫌がらない猫さまの方が珍しいと思います。
うちの場合は、ブラッシングが大嫌いで最悪ブラシを持つだけで噛まれたりします。
子猫の時から慣れさせる必要があると聞いていたのですが、政宗さんの場合は子猫時代からブラッシング断固拒否だったので、持って生まれた個性として諦めています…。
今のところはおやつを与えながらブラッシングをしている毎日です。
また、当たり前ですが猫は言葉が話せないので、嫌なことをされたら威嚇してくることもあります。噛んだり引っ掻いたりして、飼い主から逃げようとすることもあります。
噛まれても引っ掻かれても、猫が嫌がっているのを察せない飼い主が悪いのです…。
噛まれる気配を感じたら、無理にお世話はしない。お伺いスキルを養う必要があります。
甘えてくれるとは限らない
私が政宗を迎えて一番残念に感じたのが、一緒に寝てくれないこと。
次に、膝の上でくつろいでくれないこと。
政宗さんは甘えモードとドライモードの差が激しいので、下手したら1日一回も膝に乗ってくれないときもあります。(そんな政宗さんでも愛おしいのですけど)
猫もその子によって性格が全然違うので、同じブリショでも毎日飼い主さんと寝る子もいれば、政宗さんの様に一匹で寝るのを好む子もいます。
「想像と違った」という理由で、悲しいことにペットを手放す方もたまにいますが、一度預かった命は最後まで責任をもって育てましょう。手放すという考え自体あり得ないと思っていただきたいです。
楽しい猫様との暮らしを!
想像してた猫ちゃんのイメージと違ったな…と思うことはあっても、今や私にとって政宗さんは大事な家族となっています。
政宗さんがきてから、本当に毎日が楽しいし癒されるし、ドーパミンが出まくりです。
子猫の時に比べたら、だいぶどっしりして貫禄がでてきた政宗様。
年を重ねるごとに魅力と愛おしさがましています…!
政宗さんのおかげで仕事も頑張れているし、毎日ポジティブに生きられていると言っても過言ではありません。
悲しいことにペットの育児放棄や虐待などのニュースを目にすることも多くて、これから猫をお迎えしようと思っている方の参考になればと思い、「ちょっと想像と違ったなぁ」と思ったことを綴ってみました。
ペットをお迎えする予定の方も、ペット自身も不幸にならないように、お迎えする側が参考になる情報になっていれば嬉しいです。
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