猫好きなのに、実は見たことがなかったディズニーアニメ「おしゃれキャット」。先日ディズニーシーに行ってから見たいな〜と思いながら漸く重い腰を上げて見ましたよ!古い映画なので、アクションがぶっ飛んでいて面白かったです。
最近のディズニーは3Dが主流ですが、2D時代の作品も大好きです。全部3Dで作るんじゃなくて、たまには2Dでも新作つくってほしいなぁ…。おしゃれキャットは2次元アニメならではの表現と色使いが素敵でした。
おしゃれキャット
日本では1971年の3月に公開された映画です。そのせいかセリフ翻訳がちょこちょこ古めかしさを感じて、そこが逆にくすっと笑えるポイントになっていました。
主人公のダッチェスが双子のダチョウを「お嬢様方」と呼んだり、飼い主の奥様のことオマリーに語るシーンでは「奥様にはとてもお情けをかけていただいています。」と語ったり。
なんというか、いいところの奥様というよりは侍の妻ってカンジで面白いです。
畑にいるワンちゃんコンビ、ナポレオンとラファイエットは話し方も声も表情までもが、昭和の田舎のおじいちゃんってカンジ。この子たちがいるのはパリから離れているからちょっと田舎っぽい口調なのかな。ビジュアルと相まって憎めない可愛さです。
この二匹は猫ちゃんたちとの絡みはないのですが、かなり印象に残る子たちでした。
猫飼いはみんな奥様に共感できる作品
ダッチェスの飼い主こと奥様は、猫が好きすぎて好きすぎて遺産の相続相手を猫に選ぶほどの猫ラバーです。
奥様はダッチェスを抱いているときは常にダッチェスに頬擦りや撫で撫でをしてて、わかるわかる…となりました。ワタシも全く同じことをしてます。やっちゃうよねー!
ちょっとした仕草からも猫が愛してやまないということが伝わってきて、きっと猫大好きなスタッフさんが何人もかかわったんだろうな…などと考えながら見ていました。
夜中に同じ部屋に猫がいなくて焦るシーンもまるで自分を見ているようでしたね…。
やっぱり猫が可愛すぎる
やっぱりディズニーの描く動物は可愛いですね。猫の仕草がなんともたまりません。歩き方や毛繕いの動き、驚いた時の反応などの描写がたまらなくキュートです。
上を向いた時の下顎のモフモフっとしたカンジとか、すごく丁寧に作画されていてどのシーンを見ても猫たちが可愛いかったです。眼福…!
ワタシの推しはやっぱり政宗に似ているベルリオーズ。音楽が大好きでポテポテしたお腹を見せながらピアノを弾くシーンは政宗さんの子猫時代を思い出しました。
スキャットと呼ばれるジャズバンドのリーダーみたいな猫ちゃんが1番ブリショっぽくて、政宗さんに似てるんですけど、話し方や仕草がおじさんぽかったので6年後の政宗さんでしょうか。
人気キャラのマリーちゃんに関しては、想像よりもお転婆ドジっ子な性格で少しびっくりしました。見ているうちにこの性格がたまらなく愛おしく感じてきて、グッズを買い漁ってしまいそうです…。