抜け毛将軍、政宗

ここ最近、東京では雪が降るくらい冷え込んでいます。
政宗さんは相変わらず寒がらないのですが、最近は毛がいつもに増してもふもふしてきました。
普段の毛繕いも長めで、そこかしこに毛を巻き散らかしています。
飼い主も政宗さんの抜け毛掃除に追われています。
最近は政宗を抱っこすると、服につく抜け毛が尋常ではないので
今まで柔軟剤は使わない派だったのですが、柔軟剤を使わざるを得なくなりました…。
柔軟剤をいれるだけで、毛のつき方全然違うんですね…。その分床に落ちるけど、洗濯機の寿命も伸びるしいいことしかない…!あと最近は匂いのない柔軟剤なんてものもあるんですね…!柔軟剤の匂いが苦手な私としてはすごく助かります。
柔軟剤を入れると、静電気防止にもなっていいカンジです。

ブラッシングが大嫌いな猫

さて政宗さんですが、子猫時代から色々経験をさせているのでお世話に関しては比較的手のかからない子です。
ですが、一つだけ大嫌いなことがブラッシングです。
ブラッシングだけは子猫時代から全力で拒否。
どのくらい嫌いかというと、ブラシを持ち出すだけで、正面から襲いかかってくるレベル。
抱っこしての歯磨き・耳掃除・爪切りは許してくれるのに抱っこをしないブラッシングだけ嫌がるのはなかなか理解しがたい…。
とはいえ、ブラッシングをしないわけには行かないので、今まではじゃらしで遊ばせながらブラッシングをしていました。
前足でじゃらしをキャッチしながら、後ろ足で飼い主の手を蹴りつつブラッシング。子猫の時はこれで結構な毛が取れたのですが、最近はむっちりしてきた政宗さん。だんだんおもちゃへの興味も失せてきてなかなかブラッシングが大変です。
最近ではブラシをかけようとするものなら、高い場所へ移動して、これ見よがしに毛繕い。
「俺セルフでできるし、ブラシは必要ねーから!」ってカンジなのかもしれませんが、必要あるんですよ政宗さん…!

政宗さんのブラシ遍歴
さて、飼い主としては毛球症を防ぐために何としてもブラシに慣れさせたい。
政宗さんに合うブラシを色々買い集めたので振り返ってみます。
まずは短毛種用のピンブラシ。
これはもう飼い主が傷を負わされるくらい評判が悪かったです…。
…が、一番毛が取れる上にじゃらしで遊ばせながら使える。
ですがブラッシングする側も感じるくらい、静電気が発生するんですよね。
じゃあ静電気が発生しないように、湿らせればいいのか…?と思い導入したのがブラッシングスプレー。

思惑通り、スプレーをすると静電気の不快感がなくなったようで、2分くらいはブラッシングに成功しました!
しかもスプレーのおかげで政宗さんの毛もさらさらふわふわになるので一石二鳥じゃん!と思っていたのですが、やっぱりピンブラシが嫌いなのは変わらないようです。
ピンブラシのピンが嫌いなのかな〜と思い、次は獣毛ブラシを試してみました。
嫌がらない!けど、全然毛が取れない!!!
獣毛ブラシは仕上げとか艶だしにはいいですが、まったく抜け毛は取れないですね…。
もうこれで良いかなと思ったのですが、最近はウンチに毛が混じり始めた政宗さん…。
やっぱ毛が取れなきゃ意味がないよねと、次に試したのがねこペロブラシ。
猫の舌をモデルにした構造とのことなので、ごっそり毛が取れるのでは?と期待。
これはもう、ピンブラシ以上の拒絶でした。
飼い主の腕に蹴りを入れるだけでは飽き足らず、ブラシを奪って逃走。
これでもかというくらい噛んで蹴りを入れていました。
よっぽど嫌だったのね…。
なんとかせねば!と思いながらも最後のチャレンジャーとなりました、シリコンブラシさんです。
シリコンブラシ、ブラシ難民を救う
このシリコンブラシ、ずっとうちにあったもののシャンプーに使っていました。
よく考えたら、あれでちゃんとブラシしたことない!と思い、さっそくブラッシング。

めちゃめちゃ取れる!!!
もうこれが優勝。
しかも政宗さんもそこまで嫌がらずにさせてくれました。
「もっとブラシをせよ!」みたいにお腹ごろーんってしてくれたら嬉しいのですが、もはや多くは望みません…。
嫌がらずに短時間でささっと毛が抜ければ、もうそれでいいです。
このブラシ、かるーく撫でるだけでハラハラと毛が抜けるのがすごいです。
今までのピンブラシは、5、6回梳かしてやっと毛が絡めとれるってカンジだったのですが、これは1ストロークですごい毛が抜けます。
しかもシリコンだから、静電気も起きない!

ただ毛がブラシに絡まらないので、リビングでブラシを使うと大変なことに…。
長毛種の子とかだとブラシでキャッチできるのかもしれませんが、ブリショのストレート短毛はあまり絡まらないようです。
スプレーしながらなら絡まるかと思ったのですが、これもなかなか難しい。
でもブラシができるだけありがたい…!!
シリコンが行けるなら、シリコンブラシ付きの手袋もいけるかと思いましたが、
とりあえず今のブラシに慣れることが2022年の政宗さんの目標です。
