タイトル通りの記事です。ついにやってしまいました、猫の誤飲…。
年明け初の記事なのに暗めですが、やっと気持ちの整理がついたのと自分への戒めに綴ります…。
ちなみに政宗さんはとても元気なので、ご心配なく!
さて事件は大晦日の夜に起きました。
誤飲事件当日
まず何を飲み込んだのかというと紐です。事件当日の夕方、この紐で政宗さんと遊んでいました。
この紐は何かというと、布巾を買った時についてきた紐です。何かを買ったときについてくる紐やリボンは、政宗さんのおもちゃになるというのが最近までのルーティーン。すぐボロボロになるので、だいたい2、3回遊んだら処分していました。
基本的に政宗さんのおもちゃの類は、政宗さんがあけられないキッチンの戸棚に閉まってあります。
事件当日も、先日買った商品に紐がついてきたので、政宗さんと紐で遊び倒し。ふと紐を見ると、ちょっと千切れかかっていたので、「もう捨てなきゃだけど、一旦仕事机の引き出しに入れておくか〜」となぜか机の中に仕舞い込みました。
今思えば、なんでこのとき机にしまったのかよくわからないのですが、年末という非日常で気が緩んだのでしょう…。
そして夜、人間がゴハンを食べている間、政宗さんもカリカリを一緒に食べました。カリカリを食べ終わると、政宗さんは別室へ移動。いつもならしばらくカリカリマシーンのそばで毛繕いをするのに、別室に行くなんて珍しと思いつつ、食事をしていると、別室から何やら聞きなれない物音が。
何かと思いながら別室にいくと、机の上で毛繕いをする政宗さんがいました。それを見た瞬間、引き出しの中の紐の存在を思い出しました。
確証は持てないけど、紐を飲み込んだ気がする。
政宗さんの様子は普段と全く変わらないけど、何かおかしい。
机の引き出しは開いてないし、まさかな…と思いながら恐る恐る引き出しを開けると、紐が千切れた状態で見つかりました…。
明らかに紐が短くなっていて、部屋中どこを探しても切れ端が見つかりません。もし誤飲していたら、数時間しか持たないと聞いた気がする、病院に連れて行くべき?でも飲んでいないかもしれないし…と色々な考えが頭の中をぐるぐるとしていて、正直パニックでした。
焦って手は震えるわ、思考はまとまらないわ、2022年で一番動揺した瞬間でした。とにかく、診察してなにもなければ無いでいい。とにかく今はスピードが大事!と思い、動物の救急病院に連絡をして政宗を病院に連れて行きました。
大晦日だったので家の周りはタクシーが全くいなかったのですが、アプリのタクシーGOのおかげですぐにタクシーが拾えました。スマホのある時代に生きていてよかった…。
政宗が紐を吐き出すまで
病院に着くまでのタクシーの中で、心の中では落ち着け落ち着けと自分に言い聞かせていたものの、病院に到着してからは問診票を書き間違えるわ、政宗さんの年齢は間違えるわ、全然落ち着いていませんでした。
問診時では、飲み込んだであろう紐の切れ端を獣医さんに見せたところ、「確証がなくても一度吐かせる処置をしましょう。」とのことでした。
止血剤を投与して副作用で吐かせるとのことで、2回やってダメならば内視鏡に。という説明だったと思います。政宗さんを一旦預けて、待合室で待つこと20分弱。
実際は20分なのに、とてつもなく長い時間に感じました。
内視鏡になったらどうしよう、まだ1歳なのに何か後遺症が残ったらどうしよう…と心をざわつかせながら待っていると、呼び出しが。
病室に入ると、政宗さんが吐き出した60cm近い紐が置いてありました。これを見てどんなに安心したことか…。
政宗さんの様子も元気そうで、一気に体の力が抜けました…。
政宗さんはとても元気です
家に帰ってからは、数時間はぐったりしていましたが、すぐに元気になった政宗さん。
大晦日の大事件に飼い主はぐったりでしたが、何事もなく2023年を迎えられてよかった…。
何より政宗さんはとても頑張ってくれました。慣れないタクシー移動に、慣れない病院、注射など嫌なことがたくさんあったのに、大人しく処置を受けてくれました。
病院のケージでは、興味深々でケージ内を探索していたらしく、相変わらずの肝っ玉だなぁと思ったりしましたが…。
かなりお疲れだろうに、飼い主が寝室に移動すると、わざわざ起きて同じ部屋に移動してくれました。政宗からしたら、今日は飼い主なにやら連れ回されてストレスだっただろうに、一緒に居てくれてありがとうね。
そして今回の事件は飼い主が100%悪いので、政宗さんには申し訳なさしかありません…。
紐は怖いと知っていたのに、なぜ捨てなかったのか…自分のバカ!!もうこれからは紐状の何かを手に入れてもすぐに捨てます…。
そして政宗さんが引き出しを開けられないように、机の買い替えも検討した飼い主なのでした…。