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子猫期間もあと1ヶ月を切りました

早いもので、政宗さんが子猫でいられる期間もあと1ヶ月を切りました。
2021年4月生まれの政宗さん、2022年の2月で10ヶ月になるので、もう少しでキティ卒業です。

うちに来たばかりのころは小さくて小さくて、飼い主は「こんな小さくて儚い生き物をお迎えしてしまった…」と責任感を感じすぎて実は少し不安を抱えながらの猫との生活スタートでした。お迎え当初はお腹も緩めだったり、目やにが多かったりで1ヶ月に1回は病院に連れて行っていました。猫を飼うのが初めてだったワタシは、政宗さんが少しでも様子がおかしければ検索魔になって勝手に不安を膨らませたり、政宗さんが寝ているところを息をしているか確認したり。

心配しすぎて、こちらがお腹を壊したほどです。

そんな政宗さんも、生後半年を過ぎたあたりから身体が丈夫になってきて最近は全く病院にかかっていません。大きい病気もせず、すくすく成長しています。
2ヶ月の頃は600gしかなかった体重も、9ヶ月の今は4.8キロ。なんと8倍になりました。

政宗さんは3ヶ月くらいまでは平均的な体重だったのですが、4ヶ月くらいから成長曲線を突破してスクスク大きくなっています。

逆にこんなに体重あって平気?と思いましたが、獣医さんの「肥満さえ気を付ければ、大きい方が病気もかかりづらいのでいいことです!」との言葉を信じて子猫時代はもりもりフードを食べてもらいました。

去勢後は去勢用フードに切り替えるように指示されたので、そちらを与えています。なぜか子猫用フードより食いつきがいいです。

前置きが長くなってしまいましたが、最近猫のお迎えを検討している知人に「ケージって必要?」と相談を受けたので、ケージ生活について振り返ろうと思います。

政宗さんのケージ生活とケージ に慣れるまで

静かに寝たい時はケージに戻って眠る子

さて、政宗さんですがお迎えした時から、今現在もケージを使っています。使っているのはマルカンのキティケージ。

マルカン
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元々ついてくるハンギングトレイだけだとベッドが置けなかったので、ハンギングトレイを追加購入して増床しています。

ケージで何をするのかというと、

  • ごはん
  • 水分補給
  • 休息
  • トイレ
  • 爪とぎ

と、政宗さんに必要な物はケージの中にあります。

うちに来てからしばらくは、「出せーーー!!」とよく鳴いていました。

政宗さんのケージはリビングにあるので、人間がリビングにいればケージの扉に突進して、物理的に打破しようとしたり。笑
人間が少しでも見えなくなれば、か細い声で鳴いておねだりしたりと、出してほしくて仕方ない様子でした。

政宗さんのお外デビューは(といっても部屋の中)うちに来て1週間後くらいです。少しずつケージから出て、部屋で遊びはじめましたが、遊び以外は基本的にケージの中で過ごしてもらってました。

なので生後2〜3ヶ月くらいまでは、ケージの外に出られる=遊びの時間と思っていたらしく、部屋の中では永遠に走り回って、口呼吸になるまで遊んでいました。

この頃にお部屋で遊んだ写真は、政宗が激しく動き回るので全くありません。笑

子猫自体の政宗さん。アクティブ。

「政宗さん休憩しようね〜」とケージに戻してあげると、ケージで水をガブガブ飲んで、布団をふみふみして、すやすや寝始める。

そんな感じで、生活はケージ・遊びは外を繰り返していたら、ケージは絶対安心な場所!と認識したのか、リラックスしすぎて訳の分からないポーズでくつろいでいました。笑

ケージの中でリラックスする猫

うちにきて2週間くらいまでは、ケージの中でも遊びまわっていましたが、だんだん自分のニオイがついてきて安心感を覚えたようで、ケージ内ではへそ天して寝ていました。

うちに来た当初はケージ内でもずっと遊んでた。

3ヶ月齢を過ぎたくらいからは、ケージの中で遊ぶということも減りました。それまでは、遊び過ぎて水はひっくり返すわ、猫砂は散らかり放題みたいなカンジでしたが、ケージの中はゴハンとお休みの時間と認識した様子。

3ヶ月齢くらいからお留守番のお供に!と思ってボールを入れても基本的に遊んでない様子でした。

ケージを使うメリット

さて、ケージ活用のメリットですが、ワタシの感じたメリットは下記。

  • 誤飲・誤食せずに済んでいる(今のところ)
  • ケージが自分の縄張り&安全な場所だと認識して、政宗にとっての逃げ場になった
  • しつけに活用できた
  • 爪とぎの場所を覚えた
  • 万が一に備えて、狭い場所に慣れることができた

それぞれ解説していきたいと思います。

誤飲・誤食せずに済んでいる

これはケージを使う一番のメリットだと思います。

食べようとしなくてもとりあえず噛んでみる、みたいなことが多い政宗さん。おそらく子猫のうちはこういう子が多いと思いますが、子猫時代は段ボールやらリボンやら電気プラグやら、とにかく噛みたいお年頃です。

本人は飲み込もうとは思っていないので、噛んでは口から出してを繰り返している様で、たまに政宗に咀嚼された段ボールの破片や観葉植物が落ちていたりします。

人間が一緒にいる時は代替えにおもちゃを差し出したりできるのですが、目の届かない場所では誤飲してもおかしくない…。そばにいても、子猫のうちは何もかもが興味津々で目を離した隙にすぐに口に含むので、ケージはあってよかったな〜と思います。

ワタシが食事をするときも、ケージに入ってもらっているとうっかりおかずを落としちゃった!みたいなことがあっても、慌てる必要がないのもいいです。猫が食べてはいけない食べ物も多いので、ここは注意してしすぎることはない。

ケージが自分の縄張り&安全な場所だと認識。政宗にとっての逃げ場になった

これも大切だな〜と思います。来客や大きな音がしたとき、政宗さんは即座にケージに避難します。

来客の場合はケージの中から来客を観察できれば、そのあとはケージの外に出しても、自ら鼻チューのご挨拶に行くこともあります。安全な場所から外敵(ではないけど)を観察するという、猫の本能が満たせていい感じなのかな。

ただし、歯磨きや爪切りをしようとするとケージに逃げてしまうというデメリットもあります。でも政宗がここを安全だと思っている証拠なので、これはこれでよし。

爪とぎの場所を覚えた

政宗さんのケージには爪とぎが入っています。
これはペットショップからおすすめされた爪研ぎの場所を教える方法です。このおかげで部屋の中で爪を研ぐことは少ないです。

政宗さんをお迎えしたペットショップでは、部屋全体を縄張りと思わせないためにもケージが必要だと言われました。部屋全体を縄張りと認識してしまうと、トイレの失敗や壁での爪とぎなど、飼い主側が困ることが多いそうです。

ケージのおかげで今のところ粗相をすることもなく、飼い主側としてはすごく助かっています。政宗さんが「あ〜むしゃくしゃするわ〜!」という時は、ケージに戻って爪をといでいます。かしこい!!

また子猫時代に爪研ぎの素材の感覚も覚えることができたので、基本的に壁で爪研ぎすることはなく、部屋に置いてある爪研ぎでバリバリしています。素材が似ているたソファはたまに餌食になりますが…。

(2022年10月追記)爪研ぎに関しては、お気に入りの爪とぎ素材を部屋の中にも設置することでソファでの爪とぎをやめてくれました。政宗さんのお気に入りはマルカンのどこでもツメとぎ。ファブリック素材が好きな猫さんには良さそうです。

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しつけに活用できた

政宗さんは2ヶ月で我が家にきたので、他の猫ちゃんとの交流が少なく、噛み癖があり、しかも力加減が全くできない子でした。獣医さんに相談したところ、「人間を噛んだ時にケージに戻す。噛んだら遊べなくなると認識させる。」というしつけをお勧めされました。

今もたまに噛むので、その都度ケージに戻されてはいるのですが、うちに来たばかりの頃と比べて噛む力の加減がわかってきました。噛んだらケージ」というしつけ方法はかなりよかったです。

今も「遊ぼうぜ〜」とか、「触らないで」といったカンジで噛んでくることはありますが、だいぶ力加減ができる子になりました。

万が一に備えて、狭い場所に慣れることができた

「災害大国日本だからこそ、万が一に備えて猫ちゃんにはケージを慣れさせた方がいい」という考えをお持ちの方もいますが、これは本当に同意します。

幸せなことに、ワタシは今まで避難所での生活などは経験したことはありません。ですが万が一のことが起きた場合を常に想定しておかねばいけないのが日本。

一緒に避難できても政宗さんは基本的にキャリーやケージにいてもらうことになります。最悪の場合、一時的に離れ離れになることもあると思います。

その場合は、おそらくペットシェルターのような場所にいてもらうことになるので、非日常な状況下でさらにストレスを与えない様に、日頃からケージは安全で、落ち着けるところと認識させる必要があると思います。

そのほかにも、入院やペットホテルにお願いする際など、狭い場所に慣れていて損はありません。あと窓を空けての換気とか、掃除とか、引越しをする場合にはケージがあると便利です。

ケージメインの生活はいつまでか

ケージの一番上がお気に入り。


政宗さんがうちの子になり、4ヶ月くらい(生後半年くらい)から部屋に人がいる状態なら、お部屋で自由にしてOKにしています。

飼い主は在宅勤務なので、寝る時以外はケージから出ています。うちに来たばかりとは違い、最近はだいぶ落ち着いているのでケージの外でものんびり過ごしています。子猫の時はケージにいる時間の方が長かった政宗さんですが、今はケージの外にいる時間の方が長いです。

ですが、飼い主のランチタイムや半日以上のお留守番はケージの中にいてもらっています。飼い主が1時間程度で戻ってこれる用事なら、部屋でお留守番。とはいえ基本的にお留守番中は寝ているようで、窓辺のハンモックにいるかケージに戻っている様です。

政宗さんも大人になってきてだいぶ落ち着いているので、半日以上のお留守番や夜もケージフリーにしてもいいと思うのですが、万が一の誤飲や怪我に備えてまだまだケージは活用中です。

一度夜にケージから出して寝てみたところ、初めは一緒にベッドで寝ていましたが、深夜に飼い主の顔を踏みつけるわ、おもちゃを追いかけましてテレビを倒すわ、本をかじるわ…で政宗の怪我防止と飼い主の健康のために、寝る時はケージに入っていただくことにしました。笑
トイレとゴハン・夜はケージ、日中は外ということで政宗さんも理解しているようです。

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ハイブリットケージ生活

2022年10月の追記です。長いこと夜だけケージ生活を送っていた政宗さんですが、1歳3ヶ月齢くらいから夜もケージなしで過ごすようになりました。

ほぼケージレス生活ではありますが、基本的にトイレ・水分補給・休息はケージで行うことが多いです。ゴハンは自動給餌器を購入したためケージ横で食べています。ケージメインの生活から脱却してからは1泊くらいのお留守番であれば、お部屋でお利口に過ごしています。

ちなみ子猫のうちは突破はできなかったケージをが、1歳半をすぎたあたりから顔をぐりぐりして自分でケージを開けるようになりました…。ですがワタシがリビングにいる時は、ケージに入れても落ち着いていたり、むしろ自分から戻って寝たりしています。

また政宗さんは人間と同じベッドで眠ることはお好みではありません。でも人間のいる部屋で寝たいそうで、ベッドルームに置いてある椅子の上で寝ていますが、ごくたまに1人で寝たい夜もあるそうでケージか別室で寝ていることも。

政宗さんがケージを使わないとなると、場所も取るし処分しても良いのでは…?と思うこともありますが、政宗さんの興奮を抑えたい時や、うっかりグラスを割った時、床に洗剤をぶちまけてしまった時などケージがあってよかったなぁと思います…。

病院でネブライザーを受けた時にも、大人しく処置を受けられているようでケージに慣れさせてよかったなぁと思うこともしばしば。あと災害のことを考えると、ケージは捨てられません…。

ケージ慣れしていると、移動や滞在先でも場所に慣れるのが早かったりもメリット。

完全ケージ生活は子猫時代だけでしたが、成猫になってもまだまだケージを置いておくメリットは多いなぁと日々感じています。

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